中秋の名月

「中秋の名月」とは、旧暦の8月15日の夜に見える月のことを言います。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

また、旧暦8月15日の夜は八月十五夜(ハチグヮチジューグヤ)といい、古くからお月お祭り(ウチチウマチー)という「月拝み」や月見の宴が催されています。


そして、今日は中国をはじめ台湾など中華圏の地域や、韓国、ベトナムなどがとても華やぐ祝日=「中秋節」です。

家族で月にお供え物をして一家団欒を楽しむのが習わしとなっています。結婚や進学などで家を出た人も、この日は里帰りをすることが多いそうですよ。

中秋節に欠かせないのが月餅(げっぺい)

中秋節の丸い月は団欒を象徴し、この祭りは「団欒節」とも呼ばれています。

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